昔からお付き合いをしていた男の子たちとの会話の中で、学生時代から今も変わらず続いている質問の1つに「最期の晩餐だったら何を食べたい?」っていうのがあります。誰にでも無難な質問だからかなぁ?相手の好きな食べ物も分かるし。相手の方に聞かれることが多かったけど、聞いて来ない方には私から聞いてみることにしました。聞かれるにしても、「じゃあ、あなたは?」って結局こちらも質問するんですが、圧倒的に多い答えが「カレー」なんです。
各々、想像しているカレーはもちろん違うのですが、カレーはいわゆるご馳走ではないのにすごいな・強いなと思います。かえって「前菜は○○から始まるフレンチのコース」みたいな答えの方はまだお目にかかっていません。挌言う私もいつも「カレー」と答えていましたが、味覚障害になってから何だか変わってしまったようです。幸い「味覚(味わえる)」は戻ってきているんですが、私が「最期の晩餐に食べたかったカレー」の味が思い出せなくなってしまいました。切ないです。
「味」を何とか舌じゃなくて脳みそだけで覚えられないものかなと初めて思いました。脳で覚えているのかもしれませんが失くしちゃったのか、どこかに味の記憶が隠れているのか、とにかく「あるお店の大好きだったカレー」の味が思い出せません。隠れているだけで、そのうちヒョッコリ出てきてくれたら、また思い出せるのかな。音楽が、記憶を連れてくる時に、その時の空気まで一瞬感じられるような感じで。だったら良いな。思い出すまでの私の今の答えは「ミョウガがたくさん乗った冷奴」です。なんだかなぁ。カレーに戻ってきてほしいな。やはく治るように味覚障害の治療がんばります。